一般社団法人 日本赤外線劣化診断技術普及協会(JAIRA)は、以下の6つの事業を中心に活動しています。
【主な活動内容】
1. 赤外線診断資格規格化への貢献
JSNDI 社団法人日本非破壊検査協会では赤外線診断技術者の資格創設に向けた委員会が発足しました。JAIRAではこの委員会立ち上げに関して、市場動向調査などを通じて貢献してきました。
今後もわが国の赤外線市場の拡大と活性化を目指す赤外線診断資格の創設に引き続き貢献してまいります。
2. 赤外線法劣化調査技術に関する調査研究
赤外線法による劣化調査技術の普及発展のため、また技術の適正な使用管理のために敏速性、施工性、経済性、安全性等を考慮した赤外線法の調査研究を行います。さらに必要な技術者の養成、関連情報の収集分析、新技術情報等の収集整理を実施しています。
3.赤外線法コンクリート劣化調査技術者の育成制度と登録制度
本協会では会員並びに、広く一般を含めた希望者を対象に赤外線法調査技術者の養成を行っています。
養成レベルは
赤外線サーモグラフィーの基礎と機器の取り扱い及び報告書の作成〈open test〉
ステップ2:
赤外線サーモグラフィーの性能確認と検出能力の評価〈blind test〉
に分けられ、実務的赤外線法業務に必要な知識と技術・技能をそのレベルに応じて教育しています。
現在、この資格取得者の氏名、所属組織などを登録し、官公庁等の発注機関の問合せに対して、敏速に対応する体制も整えています。
4.赤外線劣化診断事業に関するアドバイス
既に赤外線劣化調査業務を展開中、また新規に事業展開を目指す法人、個人に対して、需要動向、技術者育成、機器購入・レンタルなど事業情報の発信を致します。
5.赤外線法普及に関するイベントへの参加
国土交通省、自治体等の技術イベントに年間を通じて参加し、赤外線法の技術普及活動を行っています。活動を通じて、各地域での赤外線法に対するご理解を深めて戴くとともに、各地域の公共団体、施工業者様との協力関係を築いています。
6.セミナー等の開催
赤外線法調査に関する諸課題をテーマにその分野の専門家が講師となり、地方公共団体、コンサルタント関係者、建設関係者を対象に、セミナー等を適宜開催しています。